一般社団法人省エネプラットフォーム協会

廃棄物処理業の熱エネルギー削減

食品残渣、廃食油を回収し、それぞれ堆肥原料、工業油脂等にリサイクルする工場です。原材料を処理するために多量の燃料を使用しており、蒸気の熱損失、熱の利用方法による都市ガスの削減が課題でした。

蒸気設定圧力の低減

使用機器で必要な圧力以上の蒸気が供給されていた。蒸気圧力を下げると蒸気温度が低下するので、蒸気配管からの放熱損失を低減することができ、都市ガス使用量を削減しました。
(削減効果6.2kL/年、削減金額373千円/年)

蒸気配管、バルブの保温

廃棄物処理業の熱エネルギー削減

ボイラ室、工場内の蒸気配管、バルブ類には保温がされていなかったので周囲へ熱の放熱損失があり、保温カバーなどで保温することにより放熱損失の約90%を削減し、都市ガス使用量を削減しました。
(削減効果28.4kL/年、削減金額1,720千円/年、投資額 約200千円)

蒸気ムロの加熱方式の改善とムロ形状の改善

廃棄物処理業の熱エネルギー削減

固形油脂の現状の溶解工程では、缶に入った固形油脂をブルーシートで囲い、蒸気を直接噴霧させ加熱溶解しています。テーマは直接加熱する熱の放散損失を低減することでした。現在使用しているブルーシートに替わる断熱性が良い材料を提案し、ムロ形状の変更によりボイラガス使用量の削減が可能となりました。(工程はフォークリフトによる油脂缶移動の都度ムロを解体する作業、リードタイムをのばせないなどの制約があった。)(削減効果5kL/年、削減金額324千円/年、投資額約600千円)

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