CO₂削減に向けた省エネの取り組み

地方自治体の環境課の方から省エネルギーの相談があり、
施設の調査を実施しました。
相談のあった地方自治体では、市全体のCO₂削減を推進する一貫として、
エネルギー多消費型の施設である『学校給食センター』の
エネルギー使用状況を把握するため、
省エネルギー診断を実施することとなりました。
当施設は開設後18年が経過し、設備機器は経年劣化により効率が低下し、
故障も発生していました。
省エネルギー診断の結果、下記の提案を行いました。
①高効率空調機への更新
②高効率照明機器(LED)への更新
③ボイラーの高効率型の導入(燃料転換:A重油→LPガス)
結果として、CO₂削減量97t-CO₂/年、エネルギー削減量22.4㎘/年(原油換算)の
削減が見込まれます。
また、今回を省エネ診断のノウハウを他の学校給食センターに水平展開することで、
市全体のCO₂削減に貢献することが期待できます。