トイレ内ヒーターの省エネ事例
【運用改善:コスト削減110千円】
トイレ内ヒーターの温度調整による省エネ
トイレ内に設置されているパネルヒーターの運用見直しによる省エネ提案です。
一般的なパネルヒーターは、電気式で消費電力が比較的大きいケースがあります。ヒーターの設定温度を極力低くして、最低限の凍結防止用途で使用することで、省エネを図るものです。
具体的な事例として、クリニックに対する診断事例をご紹介します。当該クリニックでは、空調などの設備老朽化によるエネルギー効率低下に関心を持たれたことをきっかけに、診断を申し込まれました。
診断の結果、6件の改善提案(設備3件、運用3件)を行いました。運用改善のうちの1件が、今回ご紹介する事例です。
トイレ内ヒーターの設定温度を18℃から5℃(過去の気象データから算出)まで下げることで、年間約3,000kW/hの消費電力削減(年間110千円のコスト削減)が可能と試算されました。